活動内容

丸竹夷で唄って踊ろう会とは

京都市民に馴染みの深い「丸竹夷の通り名唄」を、継承すべき京都の貴重な一つの文化としてとらえ、唄に合わせて踊ることを通じ、参加者が楽しみながら健康づくりを行う社会貢献を目的とした会です。

私たちが今日の伝統として昔から口ずさんできた丸竹夷、単なる通り名の数え唄なのに何故か言葉では言い表せない「魅力」があるように感じます。

しかし、こんなに身近でなじみ深い唄なのに「まるたけえびすにおしおいけ…」と唄っていくと途中から唄えない。あるいは「寺御幸はちょっと歌えない…」こんな方も多いのではないでしょうか?

京都で古くから親しまれてきた数え唄を唄って踊ることで、京都の文化を後世に伝え、京都を訪れた多くの方にもその文化に触れて頂く機会を提供して参ります。
丸竹夷で唄って踊ろう会とは

唄う ~唄って脳トレに~

丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条 雪駄ちゃらちゃら魚の棚 六条七条通りすぎ 八条越えれば東寺道 九条十条でとどめさす 寺御幸麩屋富柳堺 高間東車屋町 烏両替室衣 新町釜座西小川 油醒ヶ井で堀川の水 葭屋猪黒大宮へ 松日暮に智恵光院 浄福千本果ては西陣

踊る ~踊って生涯元気に~

丸竹夷の踊りとは

京都の通り名唄である「丸太夷」「寺御幸」を唄いながら、当会オリジナルの振付で踊ります。「振付エクササイズ」の1つで、盆踊りのようなバージョンや学生、親子、椅子に座ったままで出来るバージョン等、その振付は多種多様です。脳トレと身体に良い運動を楽しみながらできる、老若男女問わずに楽しめる踊りです。

京都の通り名唄「丸竹夷」と「寺御幸」の2曲の歌詞を覚え、盆踊りのように楽しく踊りましょう!

丸竹夷の踊りとは

丸竹夷で唄って踊ろう会 活動内容

「丸竹夷で唄って踊ろう会」は、下記の内容で活動しています。
ご興味をお持ちの方は、お問い合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。

①「踊り部」練習会
第3日曜日の10:00〜11:00に毎月の練習会を行っています。
「丸竹夷」「寺御幸」「ぼんさん頭は丸太町」などの京都通り名歌を歌い、盆踊りダンスの振付を練習する会です。
最新情報・スケジュールはこちら→ シアーハッピネス リンク

②祭・イベントの主催
「京都通り名歌」を広く皆様に知っていただくために、また会員の活動発表や交流の場とするために、1年に一度主催イベントを行っています(2019丸竹夷みんなで秋祭り開催、2020丸竹夷オンライン祭開催)。

③普及員養成
京都通り名歌を覚えて歌えて、盆踊りバージョンの振付を正しく踊れるようになるための普及員養成講座、及び普及員の認定を行っています。不定期に開催。踊り方DVDもあり。

④出張指導・踊り隊の派遣
「通り名歌の座学&踊りの披露または踊り方レクチャー」の出張指導のほか「踊り隊」の派遣依頼を受け付けています。地域の多世代交流会、商店街イベント、盆踊り、すこやかサロン、高齢者施設等からご依頼いただいています。お気軽にお問い合わせください。

⑤京都通り名歌「保存部」
この歌は、京都で暮らしてきた私たちの先祖によって歌い継がれ、江戸時代から継承されてきました。しかし、京の街の景色や産業はどんどん変わろうとしています。歌にまつわる思い出話を、生きた言葉で保存する活動と共に、歌の歴史を学ぶ研究活動を行っています。

参加についてよくある質問

Q1一回だけの参加でもいいですか?
A1はい。ご参加いただけます。
Q2年齢制限はありますか?
A2ございません。現在30代~80代の幅広い世代の方がお越しです。
Q3踊りは苦手ですが大丈夫でしょうか?
A3そういう方にこそ是非お越しいただきたいと考えています。マイペースでゆっくりとお稽古して頂けますので、安心してお越しください。

参加者の声

60代 女性

会に参加して約1年になります。参加のきっかけは、増田先生がされている健康体操教室での案内で、丸竹夷で踊るのが楽しそうと思って参加しました。
実際踊ってみてもすごく楽しくて毎回参加しています。
普段は歩くくらいで運動はほとんどしていませんでしたが、先生が上手に指導してくれるので初心者でも大丈夫でした。
これからは、普及員として丸竹夷の踊りの楽しさを多くの方にお伝えできればと思います。

50代 女性

朝日新聞の記事を見て会のことを知り、京都御苑で踊りたいと思って参加しました。丸竹夷は京都の人ならみんなが歌える唄なので、年齢に関係なく参加者みんなで楽しく踊っています。
特に先生が面白いので練習中はみんな笑顔です。
健康面を考えて、簡単な運動やストレッチなどもしてくれるので、踊りや運動が苦手な方でも気軽に参加できると思います。
運動以外に時々面白いお話も聞けるのでそれも楽しみの一つです。
京都に住んでいても「丸竹夷」「寺御幸」を最後まで歌えない方も多いと思いますので、会に参加して一緒にマスターしましょう。

60代 女性

京都で生まれ育ったのですが、丸竹夷の唄は五条までしか覚えてませんでした。私と同じように途中までしか歌えないという人も少なくないと思います。
会に参加してから踊りながら唄も覚えられて、小学校の行事や盆踊りなどでも踊れて楽しいです。
楽しいだけではなくて、踊りながら身体の仕組みなども意識できるので、日常生活でも姿勢が良くなりました。
習ったことは生活にも取り入れられることが多いので、会に参加して本当に良かったです。
踊る人も見る人も楽しめる会だと思います。